2026年3月6日金曜日

AIパソコンは結局どれを買えばいい?生成AI向けPC構成の正解と後悔しない選び方


ローカル環境で画像生成・動画生成などの生成AIを快適に動かすには、「普通のゲーミングPC」とは異なる観点でパーツ構成を考える必要があります。特に重要なのは GPU性能よりもVRAM容量、そして用途によっては メインメモリ(RAM)とストレージです。

この記事では、掲示板で多かった悩み・議論を「一般化」し、これから生成AI用PCを用意する人が 買ってから後悔しないための判断基準をまとめます。初心者でも迷いにくいように、結論→理由→選び方の順で解説します。


AIパソコンスレとは?どんな人向けの情報なのか

画像生成・動画生成AIに特化したPC相談スレ

この手の「AIパソコン」系スレは、主に ローカルで生成AIを動かすためのPC(デスクトップ中心)について、構成相談・動作報告・トラブルシューティングをする場です。
キーワードとしては、画像生成(例:SD系UIやワークフロー型UI)や動画生成(各種モデルやワークフロー)の話題が中心になりやすく、そこで最も話題になるのが GPU(特にVRAM)とメモリ容量です。

初心者質問からガチ構成まで飛び交うリアルな意見

スレには「初めてローカル生成AIを触る人」から「ハイエンドを複数台運用する人」まで混在します。
そのため情報の粒度がバラバラで、初心者が読むと「結局どれが正解?」となりがちです。この記事は、そうした混在情報を 初心者が判断できる形に整理するのが目的です。


スレで多かった質問TOP5【初心者が最初につまずくポイント】

AI用パソコンって普通のゲーミングPCと何が違う?

結論から言うと、生成AI(画像・動画)は「ゲームよりVRAM依存」「ストレージ消費が大きい」「メモリ容量が効く場面がある」という傾向があります。
ゲームはフレームレートを上げるためにGPUコア性能が効きやすい一方、生成AIは モデルの常駐や高解像度処理でVRAMが先に詰まることが多いです。

VRAMは12GB・16GB・24GBのどれが正解?

目安は次の通りです。

  • 12GB:軽めの画像生成・設定を抑えた運用なら可。ただし将来の拡張で詰まりやすい
  • 16GB:現在の“現実的な下限”として選ばれやすい。迷ったらここ
  • 24GB以上:高解像度・複雑なワークフロー・動画生成などで有利。待ち時間や制限が減る

ポイントは、VRAMは後から増設できないこと。CPUやSSDは交換・増設しやすいですが、VRAMはGPUごと交換になります。迷いがあるなら、可能な範囲でVRAMを優先した方が後悔しにくいです。

メモリ32GB・64GB・128GBは何が変わる?

  • 32GB:画像生成のみ・軽めの構成なら「動く」。ただし余裕が少なく、複数アプリ併用で厳しくなりがち
  • 64GB:画像生成中心なら最もバランスが良い。快適性が上がる
  • 128GB:動画生成や重い処理、複数モデル運用、同時作業が増えると効いてくる

「画像生成だけなら64GBで十分」というケースは多い一方、動画生成や長尺・高解像度になるほど RAM不足→スワップ発生→激遅の流れになりやすいので注意です。

5060Ti・5070Ti・5090はどれを選ぶべき?

ざっくり言うと「予算と用途の天井」で決まります。

  • まずローカル生成AIを試したい:16GB VRAMのミドル帯が最も無難
  • 作業時間(待ち時間)も投資対象:上位GPUが満足度を押し上げやすい
  • 仕事・制作でガッツリ使う:最上位も選択肢(ただし費用対効果を要検討)

ここで重要なのは、GPUコア性能の差は“待ち時間の差”になりやすい一方、VRAM差は“できる/できない”の差になりやすい点です。

今は「時期が悪い」って本当なのか?

パーツ相場は波があり、特に「GPU」「メモリ」「SSD」は時期で体感価格が変わります。
ただ、生成AI用途は「すぐに必要か」「待てるか」で判断が変わります。

  • 今すぐ制作したい・学びたい:買う価値がある
  • なんとなく興味がある程度:クラウドや既存PCで試してから判断が安全

“待てる用途”なら、焦らず「次のセール」「値下がり局面」「中古流通増」を狙うのも戦略です。


GPU選びの結論|生成AI用途で失敗しない考え方

なぜ「VRAM容量」が最優先と言われるのか

生成AIはモデルと中間データをGPUメモリに載せて計算します。
VRAMが足りないと、設定を下げる・解像度を落とす・一部機能を諦める、あるいはCPU/RAMへの退避で極端に遅くなることがあります。

つまり、VRAMは「快適さ」だけでなく「可能な範囲」を決める要因になりやすいのです。

RTX5060Ti 16GBはエントリーとしてアリか?

結論:“ローカル生成AI入門”としてはアリです。
16GB VRAMは多くの構成で扱いやすく、初めての環境として「動かない」リスクを減らせます。

ただし、将来的に動画生成や重い処理に踏み込むなら、より上位が欲しくなる可能性はあります。最初に「自分がどこまでやりたいか」を軽く決めておくと、買い替えの痛みが減ります。

RTX5070Ti以上が必要になるケースとは

  • 高解像度での運用を増やしたい
  • 複雑なワークフローや同時処理が増える
  • “待ち時間”を制作コストとして削りたい(仕事/制作)

特に「試行回数が増える」タイプの人は、GPU性能が上がるほど幸福度が上がりやすいです。生成の試行回数×1回の短縮が、そのまま可処分時間の回収になります。

RTX5090は誰向け?買って後悔しない人の条件

  • 制作・研究などで稼働率が高い
  • 待ち時間の短縮が利益・成果に直結する
  • 予算に余裕があり、周辺(電源・ケース・冷却)も含めて整えられる

最上位GPUは本体価格だけでなく、電源容量、冷却、ケース、場合によっては電気代や設置環境まで含めて「運用コスト」が増えるので、ここまで織り込める人向けです。


メインメモリ問題|64GBで足りる人・足りない人

画像生成だけなら64GBで十分な理由

画像生成中心の場合、GPUとVRAMが主役で、RAMは「周辺作業」「モデル管理」「UIやブラウザ併用」の快適性に効くことが多いです。
そのため、64GBあれば多くの人はストレスが減り、実用上の安定性も上がります。

動画生成で128GBが欲しくなるタイミング

動画生成は、画像よりも扱うデータが大きくなりがちです。
フレーム、補助データ、キャッシュ、プレビュー、追加処理などが重なると、64GBでも足りなくなることがあります。

ただし、全員が最初から128GB必須というわけではありません。
まずは自分が使うワークフローや設定で「どの程度メモリを食うか」を観測し、足りなくなってから増設するのが合理的です(ただし相場状況は考慮)。

DDR4とDDR5、生成AIではどちらを優先すべきか

生成AI用途での優先順位は、概ね次の考え方になります。

  1. 容量(足りないと話にならない)
  2. 安定性(落ちると作業が止まる)
  3. 速度(体感差が出にくい場面も多い)

DDR5は新しい規格で、構成によっては速度面で有利ですが、実運用では「メモリ速度の差よりもVRAMやGPU差の方が支配的」になりやすいです。
悩むなら「容量を取りやすい方」「安定させやすい方」を優先すると失敗しにくいです。

メモリ4枚挿しは本当にダメなのか?実体験ベースの議論

一般論として、メモリは「2枚構成が安定しやすい」「4枚は相性や設定で難易度が上がる」ことがあります。
ただし、現行環境ではBIOSやメモリコントローラ改善で4枚運用が安定するケースもあります。

結論:

  • 新規で買うなら2枚構成が無難
  • すでに4枚を持っているなら、BIOS更新・設定調整で安定運用できることもある
  • 不安定なら無理に粘らず、2枚構成に寄せる(作業停止が最大損失)

CPU・ストレージ・電源で見落としがちな注意点

生成AIでCPU性能はどこまで重要か

画像生成中心なら、CPUは「ボトルネックになりにくい」ことが多いです。
ただし、以下の場面ではCPUが効きます。

  • 複数アプリ同時起動、圧縮・解凍、データ整理
  • 一部の前処理/後処理、動画周りの補助処理
  • ローカルLLMなど別系統の用途も兼ねる場合

「GPU優先で、CPUは極端にケチりすぎない」が現実的な落とし所です。

SSD容量はなぜ「4TB以上推奨」になるのか

生成AIはストレージを消費しやすいです。理由は主に3つです。

  • モデルファイルが大きい
  • 生成物が増える(画像・動画・中間生成物)
  • キャッシュや環境(複数環境/複数UI)が膨らむ

おすすめは OS/アプリ用モデル・生成物用 を分ける構成です。
例:OS用 1TB + 作品/モデル用 2〜4TB(余裕があるなら増)

電源容量と冷却が甘いと起きるトラブル

高性能GPUほど、電源と冷却が重要です。
電源が弱いと不安定化、冷却が弱いと性能低下や騒音増に繋がります。

  • 電源:容量だけでなく品質(保護回路、効率、安定性)も重要
  • 冷却:ケースエアフロー、CPUクーラー、GPUの排熱設計、室温

生成AIは連続稼働が増えやすいので、「一瞬だけ回るベンチ用途」より運用負荷が高くなりがちです。


BTOか自作か?スレ住民のリアルな意見

BTOが向いている人・やめた方がいい人

BTOが向いている人

  • 自作に自信がない
  • 初期不良やトラブル時に保証で逃げたい
  • 時間を買いたい(組み立て・検証の手間を省きたい)

BTOを避けた方がいい人

  • パーツ銘柄にこだわる
  • 自分でトラブルシュートできる/したい
  • 同じ予算で最大性能を狙いたい

自作で後悔しやすいポイント

  • 電源・ケース・冷却を軽視して不安定
  • メモリ相性やBIOS設定に沼る
  • 配線・組み込み・初期セットアップで時間が溶ける

“最強コスパ”は自作が取りやすい一方、初心者ほど「時間コスト」が大きくなりがちです。

中古・型落ちはアリなのか?

用途次第でアリです。
特に「入門」「サブ機」「試したいだけ」なら、中古や型落ちでコストを抑えるのは合理的です。ただし、GPU中古は状態リスクがあるため、保証や信頼できる販売元を優先しましょう。


クラウドAI vs ローカルAI|最終的な判断基準

クラウドAIのメリットと限界

メリット

  • 初期費用が小さい
  • 環境構築が不要
  • PCスペックに依存しにくい

限界

  • 利用料金が継続的にかかる
  • サービス仕様変更や提供停止のリスク
  • 出力制限・機能制限がある場合がある

ローカルAIが選ばれる最大の理由

  • 自分のPCで完結し、環境をコントロールできる
  • 生成回数・ワークフロー・保存を自由に設計できる
  • 長期的には費用が読みやすい(電気代等は別)

「とりあえず試したい人」におすすめの選択肢

最初から高額PCを買う前に、次の順が安全です。

  1. 既存PCで小さく試す(軽い設定で動かす)
  2. 目的が固まったら、VRAM優先でPC更新
  3. 必要に応じてRAM・SSDを増設

“何をどの程度やりたいか”が決まるほど、買い物の精度が上がります。


結論|AIパソコンで後悔しないためのチェックリスト

購入前に必ず確認すべき5項目

  1. 目的は画像中心か、動画もやるのか
  2. VRAMは何GB必要か(迷うなら容量優先)
  3. RAMは最低64GBを目標にできるか(動画なら将来128GBも視野)
  4. SSDは将来増える前提で余裕を持てるか
  5. 電源・冷却・保証をケチっていないか

この条件に当てはまるなら今買ってOK

  • 今すぐ作りたい/学びたい(待つほど機会損失が大きい)
  • 使う目的が明確で、構成の優先順位が決まっている
  • 予算内でVRAMと安定性を確保できる

待った方がいい人の特徴

  • 目的がふわっとしていて、まず触ってみたいだけ
  • 相場が落ち着くまで待てる
  • 「どれを買えばいいか」以前に、作業内容が定まっていない

2026年3月3日火曜日

ドケチのパソコン 30台目とは?Windows10終了後に盛り上がる激安PC再生術まとめ

「ドケチのパソコン 30台目」は、低予算でパソコンを“延命”しながら賢く使い続けたい人たちが集まる、ネット掲示板発の話題(文脈)です。Windows10のサポート終了(または終了が近いこと)をきっかけに、中古PCの放出・価格変動・Linux再評価などが重なり、検索ニーズが一気に高まりました。

この記事では、スレの空気感を「安全に・実用中心に」整理しつつ、ドケチ的なPC再生術の要点をまとめます。過激な煽りや不適切な話題は割愛し、初心者にも役立つ形に再構成しています。


ドケチのパソコン 30台目とはどんなスレ?

5ch「ドケチ板」で続く長寿スレ

「ドケチのパソコン」は、安く手に入れた中古PCや古いPCを、工夫して長く使うための情報交換が中心です。新品至上主義とは真逆の価値観で、“お金を使わない代わりに知恵と手間を使う”のが特徴です。

30台目が立った背景とタイミング

30台目の時期には、Windows10関連の話題(サポート終了・延長の是非・買い替え需要)と、中古市場の相場変動(メモリ・SSDなど)の話題が同時に盛り上がりました。つまり、「古いPCをどう生かすか」が現実的な課題として多くの人に刺さったタイミングだったわけです。

スレ住民の共通価値観「新品は負け」

スレのノリは極端に見えることもありますが、根っこにあるのはシンプルで、「使えるなら捨てない」「目的を満たせば十分」という発想です。ネット閲覧・文書作成・学習用途など、“重い作業をしないなら高性能は不要”という割り切りが徹底されています。


なぜ今「ドケチのパソコン」が急増ワードになったのか

Windows10サポート終了による大量放出

企業や個人が「次のOSどうする?」問題に直面すると、要件を満たさないPCが一気に“不要資産”になります。結果として中古市場に流れ、ドケチ勢が狙う“素材”が増えます。スレ内でも「放出祭」「今がチャンス(ただし相場は変動)」のような文脈が強く出ていました。

中古PC・メモリ・SSD価格の高騰

一方でパーツ価格の変動はドケチ勢にとって死活問題。特にメモリやSSDの価格が上がると、最小コストでの延命が難しくなります。だからこそスレでは、「見つけたら早めに確保」「構成の優先順位」の議論が活発でした。

Linux再評価と生成AIの追い風

古いPCほどWindowsが重く感じやすく、代替としてLinuxが話題に上がります。さらに最近は、Linux設定やコマンド調整を生成AIに相談できるようになり、ハードルが下がったという声もあります。とはいえ、AIは間違えることもあるので、「鵜呑みにしない」「バックアップ前提」が重要です。


ドケチ民が選ぶパソコンの条件とは

予算感は3000円〜5000円が基本

スレの“理想”はかなり尖っています。目標は「できればタダ」「出しても数千円」。ただ、現実には地域や時期で相場が上下します。重要なのは金額そのものより、「目的に対して過剰に払わない」という姿勢です。

CPU世代よりメモリとストレージ重視

体感速度に効きやすいのは、CPUよりもメモリ容量とストレージ(HDD→SSD)です。スレでも「まずメモリ増設→次にSSD→それでも不満なら買い替え」という優先順位が語られていました。

  • メモリ:ブラウザのタブを増やすほど効く
  • ストレージ:HDDだと起動・更新・アプリ起動が遅い
  • CPU:古すぎると動画再生やWebが厳しいが、用途次第で妥協可

ノートかデスクトップか論争

ノートは省スペース・持ち運び可能・一体型で便利ですが、拡張性が低いモデルも多いです。デスクトップは安く増設しやすい反面、置き場所と消費電力の議論が出ます。ドケチ的には、「手に入る個体の条件で決める」が現実解になりがちです。


ドケチのパソコン30台目で語られるLinux事情

なぜWindowsを捨ててLinuxなのか

理由は大きく3つです。

  1. 軽い:古いPCでも比較的動かしやすい(環境次第)
  2. 無料:OSコストを抑えられる
  3. 延命できる:サポート切れの影響を受けにくい運用が可能

ただし、Windowsと同じ感覚では使えない場面もあり、学習コストは発生します。

人気ディストリビューション(Mint / Lubuntu / Debian)

スレの文脈では、初心者向けとしてMintやLubuntu、安定志向でDebianがよく話題に出ます。選び方の目安は次の通り。

  • Linux Mint:Windowsに近い操作感を求める人向け
  • Lubuntu:軽量で古いPCに合わせやすい
  • Debian:安定志向。長く堅実に使いたい人向け

メモリ4GB・HDDでも本当に使えるのか

結論:用途を絞れば可能。ただし快適さは期待しすぎないです。Webは想像以上に重く、動画・多タブ・オンライン学習は負荷が上がります。スレでは、zramやswap、タブ管理(OneTabなど)といった“我慢と工夫”の話が多く出ます。

学習動画の視聴・保存が目的なら、次が目安です。

  • 最低ライン:メモリ4GB / SSD(できれば)
  • 現実的:メモリ8GB / SSD
  • 安心:メモリ16GB / SSD(多タブ・長時間視聴でも余裕)

中古・ジャンクPCのリアルな相場と実例

7000円で買える第8世代i5の現実

スレには「安く買えた」成功例も出ますが、常に再現できるわけではありません。条件(タイミング・出品者の知識・状態・付属品)で大きく変わります。ドケチ勢は「いつでも買える」ではなく、“待ち伏せと運”で拾う発想です。

Let’s note・ThinkPadが支持される理由

“堅牢・中古流通が多い・修理情報が豊富”という点で人気が出やすい傾向があります。特に持ち出し用途では、軽さや筐体の頑丈さが評価されがちです。ただし、世代や仕様によってはメモリ増設不可、SSDが特殊(直付け等)などの罠もあるため、購入前の確認が重要です。

「高い」「安い」の基準が一般と違う

一般の中古PC相場と、ドケチ勢の“合格ライン”は別物です。スレでは「1万円=高い」「5000円=贅沢」みたいな価値観も普通に出てきます。この記事を読むあなたが同じ基準に寄せる必要はなく、自分の目的と手間に見合うラインを決めるのが正解です。


壊れたパソコンはどうする?ドケチ的処分術

ハードオフ・無料回収・自治体回収

処分ルートは主に3つ。

  • 買取店:状態次第。ジャンクでも引き取る場合がある
  • 無料回収:宅配回収や提携サービスなど(条件確認必須)
  • 自治体回収:小型家電回収ボックスなど(自治体ルールに依存)

地域差が大きいので、「自治体名+小型家電回収」で調べるのが確実です。

ストレージは必ず抜く理由

個人情報の観点から、HDD/SSDは最重要パーツです。可能なら取り外すのが安心。難しい場合は、初期化や安全消去を検討します。スレでも「ストレージ抜いてから処分」「抜け殻を譲ってもらった」などの話が頻出でした。

売る・捨てる・分解するの判断基準

  • 売る:動作OK/部品が生きている/需要がある
  • 捨てる:物理破損が大きい/修理が割に合わない
  • 分解:メモリ・SSD・ACアダプタなど再利用できる

ドケチ的には「使える部品だけ救出」が王道です。


初心者がドケチPC運用で失敗しないために

Linuxは「安い魔法」ではない

Linuxは無料でも、導入・設定・トラブル対応に時間がかかることがあります。お金を節約しても、あなたの時間が溶ける可能性はあります。特にオンライン学習など「止まると困る用途」では注意が必要です。

メインPCで試さないほうがいい理由

Linux導入で失敗しやすいのは、インストール時の操作ミスやデータ消失です。スレでも「Windows消えるから気をつけて」系の注意が出ていました。可能なら、

  • サブ機で練習する
  • 重要データは外付けにバックアップする
  • 最初はUSB起動の“お試し”で触ってみる

この順番が安全です。

結局いくらまでが現実的なのか

結論はあなたの目的次第ですが、オンライン学習(長時間動画)を考えるなら、極端な節約はおすすめしません。

  • 徹底節約:既存PCをLinux化(ただし手間がかかる)
  • バランス:中古でメモリ8GB以上+SSDの機種を選ぶ
  • 安心:Windows11対応の整備済み中古を買う(トラブル回避)

「安さ」よりも「止まらない」価値が高い人は、少し予算を上げるのが結果的に得になることがあります。


まとめ:ドケチのパソコン30台目が示すもの

計画的陳腐化へのカウンター文化

新しいOS要件や買い替え圧力に対して、「使えるものを使い続ける」という姿勢は、ある種のカウンターです。最新が正義ではなく、目的が満たせるなら十分という考え方は、今後も一定の支持を集めそうです。

知識と時間をコストに変える生き方

ドケチPC運用の本質は、お金の代わりに学びと手間を投資すること。ハマる人には最高に楽しいですが、万人向けではありません。自分の性格(試行錯誤が好きか、すぐ結果が欲しいか)で向き不向きが出ます。

「もったいない精神」は今も現役

結局のところ、ドケチのパソコン文化は「もったいない」を技術で実現する遊びでもあり、生活防衛でもあります。Windows10終了やパーツ高騰など環境が変わっても、“知恵で延命する人”がいる限り、この手の話題は繰り返し盛り上がるでしょう。

2026年2月27日金曜日

大手PCメーカー「早くパソコンを注文して」メモリ品薄で値上げへ──買うべき人・待つべき人を3分で判断する

「できるだけ早く注文してほしい」──。
世界的なメモリ不足を理由に、大手PCメーカーが相次いで値上げを示唆し始めた。

だがネット上では、「また煽りか?」「今は時期が悪い」「もう手遅れでは?」と疑念と混乱が渦巻いている。
この記事では、感情論を一度横に置き、誰が今すぐ買うべきで、誰が待っていいのかを最短で判断できるよう整理する。


結論:今すぐ買うべき人/待っていい人(最短チェック)

今すぐ買うべき人:仕事・学業で“止まると困る”用途がある

業務用PC、学業、制作作業など、PCが止まると即ダメージになる人は「今は高いから待つ」という選択肢が取りにくい。
特にメモリ増設不可のノートPCを検討している場合、価格より「確実に確保できること」を優先すべき局面だ。

待っていい人:買い替えが「快適化目的」で、現状困っていない

「動いてはいるが、少し遅い」「新しいPCが欲しいだけ」という人は急ぐ必要はない。
掲示板でも多いが、今は“買わない自由”が最もコスパの良い選択になるケースは多い。

迷う人:セール・中古・構成見直しで“損を減らす”選択肢がある

今買うにしても、正規価格でフルスペックを掴む必要はない。
型落ち・中古・構成見直しでダメージを抑える余地はまだ残っている。


何が起きている?「メモリ不足→法人向けPC値上げ」の要点整理

いつから・どこが上がる:価格改定のタイミングと対象

法人向けPCを中心に、3月前後から価格改定が行われると報じられている。
法人モデルは台数が多く、メモリ搭載量も多いため、価格転嫁の影響を受けやすい。

なぜ「早く注文して」と言うのか:メーカーの事情

メーカー側は、既存在庫で確保できる価格帯のうちに受注を固めたい
一方で、見積有効期限が短くなるのは、仕入れ価格の変動リスクを避けるためでもある。

すでに起きている市場の変化

メモリだけでなく、SSDや外付けストレージ、周辺機器も連動して値上がりしている。
「もう上がっている」という声が出るのも無理はない。


メモリが上がるとPCはどれだけ高くなる?影響の受け方を分解

価格上昇が直撃しやすいモデル

32GB以上の構成、DDR5、LPDDR系(オンボード)は価格変動の影響が大きい。
特に後から増設できないノートPCは、値上げ=そのまま本体価格に反映される。

影響が比較的軽いケース

既存在庫モデル、構成固定モデル、型落ち機種は影響が出にくい。
「最新世代」にこだわらなければ選択肢は残っている。

「今は時期が悪い」論の真意

短期的には上下するが、数年前の水準まで戻る前提で待つのは現実的ではない
“高値安定”が新しい基準になる可能性は高い。


“煽り”なのか?「品薄商法」「値上げ詐欺」と疑われる理由を検証

疑念①:焦らせて高値在庫を捌きたいだけ?

確かに過去にも「値上げ予告→実は回避」という例はあった。
そのため、警戒されるのは自然だ。

疑念②:供給を絞って価格を維持している?

需要減少局面で供給を絞る「価格維持戦略」は、過去の不況でも見られた。
今回もその延長線上だと疑う声が出ている。

本当に品薄のときに起きるサイン

・見積期限が極端に短い
・受注停止、納期未定が出始める
・構成変更を迫られる
これらが重なるときは、実需ベースの不足と見ていい。


用途別:いま買うなら「どの構成」が後悔しにくい?

ライト用途:16GBで耐えるか、32GBにするか

事務・学習中心なら16GBでも可。ただし寿命は短い。
数年使うなら32GBが無難。

クリエイティブ用途:32GB+SSD容量重視

動画・写真・開発用途では32GBは実質最低ライン。
メモリよりSSD容量不足で後悔する例も多い。

AI・重作業用途:64GB以上が必要なケース

ローカルAIや大規模データ処理では64GB以上が前提になる。
ここは妥協すると後悔しやすい。

ノートPCは「後から何もできない」

メモリ増設不可モデルは、今の判断がそのまま寿命になる。


買い方の戦略:値上げ局面で損を減らす5つの手段

セール・在庫放出を狙う

年度末・決算期は値上げ前の在庫処分が出やすい。

中古・リファービッシュを現実的に検討

法人落ちや整備済みはコスパが高い。

BTOは「受注停止リスク」に注意

構成変更や納期遅延が起きやすい。

メモリ後回しは可能か?

デスクトップなら可。ノートは不可が多い。

代替案で時間を買う

ミニPCやクラウド活用で様子見するのも戦略。


法人・情シス向け:値上げ前提で“社内を止めない”調達術

更新必須端末と延命端末を分ける

見積期限が短いときの動き方

交渉ポイントは価格だけではない


いつ落ち着く?メモリ価格の見通し

短期:多少下がっても「以前の水準」は期待しすぎない

中期:AI・データセンター投資が続く限り高止まり

結局の判断軸は「必要なときに買う」


FAQ:よくある疑問

Q. もう手遅れ?

A. 最安ではないが、選択肢はまだある。

Q. 32GBと64GBの体感差は?

A. 用途次第。AIや重作業では明確に違う。

Q. 「早く注文して」は信じていい?

A. 信じるのではなく、条件を見て判断する。


まとめ:ライターの悲鳴を「判断基準」に変える

値上げ局面で一番の失敗は、「焦って適当に買う」ことと、「何も決められず機会を逃す」ことだ。
買う人は構成と買い方で損を抑え、待つ人は待ち方のルールを決めておこう。

2026年2月25日水曜日

Windows 10パソコンは6月以降に起動できなくなる?データが取り出せなくなると言われる理由と今すぐやるべき対策

「6月以降、Windows 10のパソコンが起動できなくなって、データも取り出せなくなるらしい」――SNSや掲示板で不安が広がっています。

結論から言うと、“6月を過ぎた瞬間に全てのPCが突然起動不能になる”という話ではありません。ただし、放置すると将来的に“詰む”可能性が上がるのは事実です。とくにWindows 10はサポート終了が絡むため、対策の優先度が高くなります。


結論:すべてのWindows 10パソコンが6月以降に起動不能になるわけではありません

Microsoft公式は、セキュアブート証明書が期限に到達しても「デバイスは正常に起動して動作する」と説明しています。一方で、期限切れのままだとブート周りの新しい保護(更新)が受け取れず“保護レベルが低下した状態”になりうる点を強調しています。

つまりポイントはこうです:

  • 今すぐ一斉に起動不能になる:ではない(多くは通常起動する)
  • 放置すると将来の更新に追随できず困る:可能性あり(ブート関連の保護が更新できない等)
  • 対策の基本はWindows Update+(必要なら)BIOS/UEFI更新

なぜ「6月以降にWindows 10が起動できなくなる」と言われているのか

原因はWindowsではなく「セキュアブート証明書の有効期限」

話題の中心は、UEFIのセキュアブートが使うMicrosoftの2011年発行の証明書が、2026年6月に期限を迎えることです。Microsoftは新しい2023年の証明書セットへ更新する方針を示し、多くの端末は更新プログラムで自動的に受け取る想定です。

KEK・DB・DBXとは何か(初心者向けに簡単解説)

専門用語が多いですが、イメージは次の通りです。

  • DB:起動を許可する“OKリスト”(許可署名のデータベース)
  • DBX:起動を拒否する“NGリスト”(失効署名のデータベース)
  • KEK:DB/DBXを更新するための“監督キー”(更新権限を管理)

今回まず焦点になるのは、KEK(Microsoft Corporation KEK CA 2011)が2026年6月に期限を迎える点です。KEKが期限を迎えると、以後DB/DBXを更新しづらくなる(更新の道が細る)ため、将来の変更に追随できず困る可能性が出ます。

期限切れが起きると何が起こるのか

誤解が多いので、公式説明に沿って整理します。

  • 期限切れに達してもPCは起動し動作する(ただしブート関連の新しい保護を受け取れない状態になり得る)
  • 将来、新しい署名(例:Windows UEFI CA 2023)に切り替わる局面で、DBが古いままだと整合が取れず起動不能の“最悪パターン”が起こり得ると解説されています。
  • さらに将来的にDBX(NGリスト)側の更新が進むと、旧署名のブートマネージャーが拒否されるリスクが語られています(時期は未定)

影響を受けるパソコン・受けないパソコンの違い

影響を受ける可能性があるケース

  • 長期間Windows Updateを止めている、または更新を極端に遅らせている
  • Windows 10で、今後も使うつもりだがUpdateを受けられない状態
  • OEM(メーカー)のファームウェア更新が必要な機種があり、そこが未適用

影響をほぼ受けないケース

  • 普段通りWindows Updateを適用している(証明書更新は更新プログラム経由で行われる想定)
  • メーカーが既に対策済みとしているモデル(例:一部の新しめプリインストール機は出荷時点で新証明書)

Windows 11にアップデートできないPCは本当に危険なのか

「Win11にできない=詰み」と断言はできません。ただし、問題はOSの世代より“更新を受け取り続けられるか”です。PC WatchはWindows 10はサポートが切れ、ESUを契約しない限りWindows Updateを受け取れない点に触れ、「将来11にする予定だが今じゃない」人ほど注意が必要だとしています。


「データも取り出せなくなる」は本当?実際に起こりうる最悪のケース

起動しない=データ消失ではない

まず大前提として、起動トラブルが起きてもストレージ内のデータ自体が即座に消えるわけではありません。ただし、暗号化(BitLocker等)や構成によっては“取り出し難易度”が上がる可能性があります。Microsoftは、セキュアブート信頼に依存するシナリオとしてBitLockerのセキュリティ強化などを挙げ、更新が受け取れないと影響し得ると説明しています。

BitLockerが有効な場合に注意すべき点

BitLocker(デバイス暗号化含む)を使っている場合、環境変更・更新・ファームウェア更新などのタイミングで回復キー入力が必要になることがあります。今回のテーマは“証明書更新/ブート信頼”に関係するため、回復キーを確保していないと復旧が面倒になりがちです(Microsoftはセキュアブート信頼に依存するシナリオへの影響可能性を示しています)。

物理的にデータを取り出せるケース・取り出しにくいケース

  • 取り出しやすい:暗号化なし/別PCに接続できる(外付けケース等)
  • 取り出しにくい:BitLocker暗号化+回復キー不明、特殊なRAID構成、基板直付けストレージで別PC移行が難しい

だからこそ、次章の「バックアップ」が最優先です(これが一番安くて確実です)。


6月までに必ずやっておきたい対策チェックリスト

ここからは「今すぐやること」だけに絞ります。難しいことを全部理解する必要はありません。“更新する・バックアップする・(必要なら)BIOSも上げる”でOKです。

① セキュアブート対応・状態の確認方法

Windowsの画面から確認できます。

  1. スタートメニューで「msinfo32」と入力して起動
  2. システム情報」画面で以下を確認
    • 「セキュア ブートの状態」:有効/無効
    • 「BIOS モード」:UEFI/レガシ

セキュアブートが有効なPCほど、この証明書更新の話題と近いところにいます(=だからこそ更新が重要)。

② Windows Updateを適用して証明書を更新する

基本方針はシンプルで、PC Watchも「Windows Updateをちゃんと適用していれば大丈夫」という整理をしています。証明書データベースやブートマネージャー署名の更新はWindows Updateを介して行われるためです。

手順(基本)

  1. 設定 → Windows Update
  2. 「更新プログラムのチェック」→ すべて適用
  3. 再起動(複数回必要なことあり)

注意点(Windows 10ユーザー)
Windows 10は、更新を受けられない状態だとこの手段が取りにくくなります。PC WatchはESUを契約しない限りWindows Updateを受信できない点に触れており、ここが“猶予が短い”と言われる理由のひとつです。

③ データバックアップだけは最優先で行う

今回の話題で一番大切なのは、実はここです。

  • 外付けHDD/SSDに「ドキュメント」「デスクトップ」「ピクチャ」「動画」をコピー
  • 可能ならクラウド(OneDrive等)にも二重化
  • BitLockerを使っているなら回復キーを必ず控える(アカウント保存・印刷・メモなど)

今後の選択肢|どれを選ぶのが現実的か

Windows 11にアップグレードする場合

PCが要件を満たすなら、長期的に最も手堅いです。セキュアブート関連の更新も、サポート中OSとして受け取り続けやすくなります。

Windows 10をESUで延命する場合

「今すぐ買い替え・移行は難しい」「業務ソフトの都合がある」人の現実解になり得ます。ただし、ESUに入らないとWindows Updateが受け取れない前提で語られている点には要注意です。

Linux・ChromeOS Flexに移行するという選択

掲示板ではLinux移行の声も多いですが、業務でOfficeや特定ソフトが必須ならハードルが上がります。とはいえ、ブラウザ中心の用途なら選択肢になり得ます(ただし移行は“段階的”がおすすめ)。

パソコンを買い替えるべき人・待っていい人

  • 買い替え優先:仕事/家計の重要データが多い、バックアップが取れていない、PCが不安定、更新を止めがち
  • 待ってOK寄り:更新が回っている、バックアップが完了している、用途が軽い、代替機がある

よくある疑問・不安Q&A

6月を過ぎた瞬間に突然起動しなくなりますか?

Microsoft公式は、期限に達しても「正常に起動して動作する」と明記しています。恐れるべきは“即死”よりも、更新できずに保護が古くなることです。

セキュアブートをオフにすれば問題ありませんか?

短期的に回避できるケースが語られることはありますが、Microsoftは証明書期限回避のためにセキュアブートを無効にしないでくださいと明確に注意しています。無効化は保護を大きく下げ、ブートレベルのマルウェア対策などのリスクを増やす可能性があります。

ネットに繋がなければ使い続けられますか?

オフライン運用はリスクが下がる面もありますが、証明書更新・保護の更新を受け取れないと将来的な整合や復旧で困ることがあります。加えて、アプリ側がネット認証必須のケースも増えているため、「完全オフラインで安心」とは言い切れません(用途次第です)。


まとめ:必要以上に恐れず、今できる準備だけは必ずやっておこう

最後に、今日からできる行動だけをもう一度まとめます。

  • Windows Updateを適用(証明書更新は更新プログラム経由が基本)
  • 必要ならBIOS/UEFIも最新へ(OEM更新が必要な機種がある)
  • バックアップ最優先(BitLocker利用なら回復キー確保も)
  • セキュアブートを切って逃げない(公式が非推奨)

「難しくてよく分からない」という人ほど、“更新してバックアップ”だけで9割は防げます。焦らず、でも先延ばしにせず、今のうちに手を打っておきましょう。


参考(一次情報・詳しい解説)

2026年2月24日火曜日

なぜ60歳以上はWindows11でつまずくのか 年金世代のためのパソコン徒然草【買い替え・セキュリティ・思い出】

 


60歳を超えると、パソコンとの付き合い方は人それぞれ。
「ネットとメールができれば十分」という人もいれば、「NASを更新してVPNも組む」「昔はPC-98で…」と語り出す人もいる。
このブログ記事は、そんな 初心者とオタクが同居する“60歳以上のパソコン事情”を、徒然草のようにまとめたものです。

結論から言うと、60歳以上のパソコンは “目的”で正解が変わります。
だからこそ「今困っていること」を解決しながら、「買い替え判断」をラクにし、ついでに「懐かし話で共感」もできるように、1本にギュッと詰めました。


この記事はこんな人におすすめ(60歳以上の“あるある”)

Windows11で「前と違う!」が増えて困っている

  • スクショの取り方が変わった
  • 右クリックのメニューが違う
  • アップデートが止まる(容量不足・要件・TPM)

買い替えたいけど値上がり・年金事情で失敗したくない

  • できれば安く済ませたい
  • 中古やミニPCも気になる
  • どれを買えば十分なのか判断がつかない

昔のPC話も好き。つい語りたくなる

  • フロッピー、一太郎、PC-98、秋葉原、月刊ASCII…
  • 「あの頃は楽しかった」という気持ちがある
  • でも今の便利さも捨てがたい

60歳以上のPC利用は「初心者」と「オタク」が同居する

同じ60代でも差が出るのは、パソコンが“道具”だったか、“趣味”だったかで育ち方が違うからです。

同じ60代でも差が出る理由(仕事経験・趣味・環境)

  • 道具派:会社で必要だから使ってきた。今はネット・印刷・Excel・年賀状が中心。
  • 趣味派:自作、サーバ、電子工作、昔のOS、古い機械の維持…が楽しい。

“道具派”と“趣味派”で最適解が変わる

道具派は「迷いを減らす」のが正解。趣味派は「回り道を楽しむ」のが正解。
ただし共通して大事なのは、時間・安全・健康です。


まずは困りごと解決:よくあるトラブルTOP10

ここからは「あるある」を 今すぐ役に立つ形で整理します。まずは一覧。

1. Windows11アップデートが止まる(容量不足・要件・TPM)

“止まる系”は、原因がだいたいこの3つです。

  • 要件不足(TPM2.0、セキュアブート、対応CPU)
  • 容量不足(Cドライブの空き不足、システム領域が足りない)
  • 構成が古い(MBR→GPT、レガシBIOS、古い命令セット)

2. パーティション(MBR→GPT)で詰む

Windows11の導入で「GPTが必要」と言われ、MBR2GPTを試したら
「パーティションが多いとダメ」など制限に当たって詰むパターン。

3. BitLockerで「ロックされたかも?」不安になる

Windows11で暗号化(BitLocker)が絡むと、“知らない間に厄介ごと”になりがち。
解除に時間がかかる、回復キーが見つからない、など。

4. USBハブ・周辺機器が認識しない(中華製あるある)

安いUSBハブが「不明なUSBデバイス」になる、認識が不安定、突然切れる…
時間を溶かしやすい代表格。

5. マウスが動かない/設定が勝手に変わった

  • 電池切れ、USB抜け、Bluetooth再接続不良
  • タッチパッドの誤操作(無効化のショートカット)
  • 更新後に設定が変わった(右クリックやスクショなど)

6. PrintScreenやSnipping Toolなどスクショが分からない

「昔はPrtScで終わったのに…」が増えました。今は便利になった分だけ選択肢が多い。

7. ネットが急に遅い/特定サイトだけ繋がらない

ルーター再起動で直ることが多いですが、DNSやネットワーク設定が絡むことも。

8. Officeが重い/互換ソフトで崩れる

LibreOffice、WPS、OnlyOffice、Googleスプレッドシート…どれも一長一短。
「開いたら表示が崩れた」「関数が違う」「VBAが動かない」など。

9. ブルーライト・目の疲れ・老眼でつらい

60歳以上は “目が一番のボトルネック” になりやすい。
設定よりまず環境(距離・文字サイズ・明るさ・姿勢)で改善します。

10. 古いPCを捨てられない/処分が面倒

思い入れがある、データが怖い、手続きが面倒、箱がない…全部あるあるです。


Windows11移行の“詰まりどころ”と安全な対処

ここは「詰む前に知っておく」だけで、ストレスが半分になります。

要件チェック:TPM2.0 / CPU / セキュアブートの基本

まずは自分のPCが「そもそも対象か」を確認します。

  • PC正常性チェック(Microsoft公式ツール)で大枠確認
  • msinfo32(システム情報)で「BIOSモード」「セキュアブート状態」を見る
  • TPMは tpm.msc で確認(TPM2.0か)

ポイント:「PC正常性チェックはOKなのに、Windows UpdateではNG」が起きることがあります。
これは更新側の判定や構成(パーティション・空き容量・更新経路)で詰まっていることが多いです。

容量不足で止まるときの「安全な空き容量の作り方」

「Cドライブの空きを作れ」と言われるのに、外付けを選んでも進まない…は定番。

  • まずは ゴミ箱、ダウンロード、不要アプリ削除
  • 次に 写真・動画・OneDrive同期の見直し
  • 最後に ディスククリーンアップ / ストレージセンサー

それでも足りない場合、Cドライブの容量そのものを増やすという手があります。
ただしパーティション操作は失敗すると致命的なので、必ずバックアップしてから。

MBR→GPT変換が必要なケースと注意点(パーティション数の壁)

MBR2GPTは便利ですが「パーティション数」など制限があります。
C:D:E:Fのように細かく分けていると引っかかりやすいので、整理が必要になることがあります。

安全第一の順番:

  1. バックアップ(最悪クリーンインストールの覚悟を作る)
  2. 構成確認(何個に分かれているか、システム領域はどれか)
  3. どうしても必要なら、慎重に整理・変換

「Rufusで回避」系の話題をどう捉えるべきか(メリット/リスク整理)

ネットには「要件外PCにも入る」方法が出回っています。
ただ、ブログとしては “闇雲に推さない” のが安全です。

  • メリット:古いPCを延命できる、遊び用途なら便利
  • リスク:将来の更新停止、トラブル時に自己責任、企業利用は特に危険

道具として使うなら、基本は “要件を満たすPC” が結局ラクです。


BitLocker(暗号化)が不安な人へ:知っておくべき最低限

勝手に暗号化される?何が起きる?

BitLockerは、条件によって自動的に有効化されていることがあります。
怖いのは、トラブル時に 回復キー が必要になるケース。

解除に時間がかかる理由と、先にやるべきバックアップ

解除に時間がかかるのは、ストレージ全体の処理が走るためです。容量が大きいほど長くなります。
解除や設定変更をする前に、まずは 大事なデータの退避 を優先してください。

“回復キー”だけは必ず控える(紙・USB・印刷)

これだけで安心感が段違いです。

  • 紙に控える(アナログ最強)
  • USBに保存
  • 印刷して保管

買い替え・中古・ミニPC:60歳以上の「後悔しない選び方」

買い替えの結論はシンプルです。
CPUより「メモリ」と「SSD」が体感を決める。ここを外さなければ失敗は減ります。

用途別:必要スペック早見(ネット/写真/動画/年賀状/開発)

  • ネット・メール・YouTube・印刷:メモリ16GB、SSD 256GB以上で快適
  • 写真整理・軽い編集:メモリ16GB~32GB、SSD 512GB、できればGPU少し
  • 動画編集(4Kは特に):メモリ32GB以上、GPU重要(VRAMも効く)
  • 年賀状・町内会資料・家計簿:メモリ16GB、SSD、画面の見やすさ重視
  • 開発(VS/CAD/仮想環境):メモリ32GB以上、CPUはコア数も効く、SSDは速いほど良い

CPUより「メモリ・SSD」が体感を決める(掲示板の結論)

CPUクロックに目が行きがちですが、実際にストレスを減らすのは

  • メモリを増やす(足りないと地獄)
  • SSDにする(HDDは体感が遅い)
  • 用途によっては GPU(画像・動画・CADなど)

中古PCの狙い目(リース落ち・企業向け・拡張性)

中古で狙うなら、個人向けより 企業向け(リース落ち) が堅いです。

  • 筐体が頑丈
  • 部品交換しやすい
  • 同型が多く情報が見つかる

ただし「バッテリー劣化」「保証」「OSの状態」には注意。

ミニPCは“ちょうど良い”が、注意点もある(熱・保証・電源)

ミニPCは、60歳以上の “道具用途” に刺さりやすいです。

  • 小さい・軽い・置き場所に困らない
  • ゲームをしないなら十分

注意点は、

  • 熱設計(長時間負荷で落ちないか)
  • 保証(国内対応か)
  • 電源や端子(USBの数、Type-C、HDMIなど)

ゲームしないのにゲーミングPC?—メリットと過剰投資の境界

「ゲームはしないけどゲーミングPCが良い」という意見は、意外と理にかなっています。

  • 冷却が強い → 安定
  • 余裕がある → 長く使える

ただし、年賀状・ネット・Excel中心なら過剰投資になりやすいです。
“ストレスフリー”を買うのか、“コスパ”を取るのか、目的で決めましょう。


「捨てられないPC問題」:処分・売却・データ消去の現実解

売る:メルカリ/ヤフオク/ショップ買取の向き不向き

  • メルカリ:手間はあるが売れやすい。説明と梱包が勝負。
  • ヤフオク:趣味層がいる。相場変動あり。
  • ショップ買取:ラク。値は渋いが“時間を買う”と思えば良い。

捨てる:PCリサイクル・家電量販店回収・自治体の違い

箱がない問題はよくあります。
段ボールを継ぎ足す人もいますが、実は「厚手の袋でOK」など条件があることも。
手続きの案内はよく読んで、労力を減らしましょう。

残す:思い出PCを“動態保存”する方法(VM/仮想環境という手)

「捨てられない」なら、保存の仕方を変えるのも手です。

  • 古いOSを VirtualBoxなどの仮想環境 で動かす
  • 古いOfficeやアプリは“当時のまま”動くこともある

物理のPCは減らして、思い出は残す。これが一番平和です。


セキュリティと詐欺:60歳以上が“損しない”ための守り

個人情報は「単体」より「紐づき」が危険になる

住所・氏名・電話だけでも危険度は上がりますが、
それが家族情報や購入履歴と紐づくと、詐欺が“それっぽく”なります。

通販・広告・怪しいサービスに共通するサイン

  • ルーレットやポイントで引き伸ばす
  • 個人情報を過剰に求める
  • 返品や問い合わせが不明瞭

パスワード管理:紙・メモ・管理アプリの現実的な落とし所

完璧より継続。これが高齢層の正解です。

  • 紙に控える(保管場所を決める)
  • 同じパスワード使い回しは避ける
  • 可能なら二段階認証を使う

徒然草:60歳以上のPC史を“今”に繋げる

ここからは少し息抜き。だけど、これが “続ける力” になります。

フロッピー、PC-98、一太郎、秋葉原—あの頃のワクワク

3.5インチフロッピーの“ガチャ”、5インチの“ソフトケース”、一太郎、ATOK。
雑誌の16進ダンプを打って、動いた瞬間に感動して。
今の便利さとは違う、手触りがありました。

NAS/VPN/自宅サーバ:趣味としてのPCはまだ楽しい

「最新CPUが必要か?」と聞かれたら、趣味なら答えは簡単。
必要なのは“性能”より“楽しみ”です。

ただし、保守終了アプリやライセンス移行など、落とし穴もあります。
AIに聞けば全部正解…とは限らないので、最後は自分の目で確認する癖が大事です。

電子工作(PIC/Arduino/FPGA)と“老後の手習い”

昔はTTLで遊んだ人が、今はArduinoやラズパイを触る。
“昔の知識”が活きるのは、こういう趣味のいいところです。

AI時代の学び直し:パソコン教室はどう変わる?

最近は「動画で学ぶ」が増えました。さらにAIで質問すれば、疑問がその場で潰せる。
一方で、教室の価値は「伴走」「つまずきの特定」「安全な手順の提示」に移っています。

つまり、AIで独学はしやすくなるけれど、
“箸にも棒にもかからない人”の救済というより、“迷子にならない道案内”が求められている、ということですね。


結論:60歳以上のパソコンは「目的」で正解が変わる

道具派:ストレスを減らす投資(メモリ・SSD・バックアップ)

  • 迷ったらまず メモリ16GB以上+SSD
  • 更新やトラブルの前に バックアップ
  • わからない設定に突っ込む前に「戻れる状態」を作る

趣味派:古いPCを活かす楽しみ(ただし時間コストも意識)

  • 古いPCは趣味として最高
  • ただし “時間” というコストを忘れない
  • 楽しみのために、たまには新しい機材に頼るのもアリ

共通:健康(目・姿勢)と安全(暗号化・詐欺対策)を最優先

スペックより大事なのは、実はここ。

  • 文字サイズを上げる、距離を取る、明るさを整える
  • 回復キーやバックアップなど“保険”を持つ
  • 怪しい広告・サービスに引っ張られない

おまけ:今日からできる“ラクになる”小技3つ

1) スクショは「Windows + Shift + S」だけ覚える

切り抜きして貼り付けが一気にできます。まずこれだけでOK。

2) よく使うアプリは「タスクバー固定」

スタートから探すストレスが減ります。道具派ほど効きます。

3) 大事なものは「紙に控える」

BitLocker回復キー、Wi-Fiパスワード、重要アカウント。
“最後に頼れるのは紙”というのは、結局真理です。


次に読みたい関連記事(記事群の導線案)

  • Windows11アップデートが止まる原因TOP5と対策
  • MBR→GPT変換で失敗しないための事前チェックリスト
  • BitLockerが怖い人のための回復キー保管術
  • 60代向け:中古PCとミニPC、どっちが後悔しない?
  • 古いPCを捨てられない人へ:仮想環境で残す方法

最後にひとこと。
パソコンは、若い人の道具でも、難しい人の道具でもありません。
60歳以上のパソコンは、むしろ “人生の道具” です。
困ったら、できるだけ安全に、できるだけラクに。
そして余裕がある日は、徒然に語りましょう。

2022年11月26日土曜日

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