2026年2月25日水曜日

Windows 10パソコンは6月以降に起動できなくなる?データが取り出せなくなると言われる理由と今すぐやるべき対策

「6月以降、Windows 10のパソコンが起動できなくなって、データも取り出せなくなるらしい」――SNSや掲示板で不安が広がっています。

結論から言うと、“6月を過ぎた瞬間に全てのPCが突然起動不能になる”という話ではありません。ただし、放置すると将来的に“詰む”可能性が上がるのは事実です。とくにWindows 10はサポート終了が絡むため、対策の優先度が高くなります。


結論:すべてのWindows 10パソコンが6月以降に起動不能になるわけではありません

Microsoft公式は、セキュアブート証明書が期限に到達しても「デバイスは正常に起動して動作する」と説明しています。一方で、期限切れのままだとブート周りの新しい保護(更新)が受け取れず“保護レベルが低下した状態”になりうる点を強調しています。

つまりポイントはこうです:

  • 今すぐ一斉に起動不能になる:ではない(多くは通常起動する)
  • 放置すると将来の更新に追随できず困る:可能性あり(ブート関連の保護が更新できない等)
  • 対策の基本はWindows Update+(必要なら)BIOS/UEFI更新

なぜ「6月以降にWindows 10が起動できなくなる」と言われているのか

原因はWindowsではなく「セキュアブート証明書の有効期限」

話題の中心は、UEFIのセキュアブートが使うMicrosoftの2011年発行の証明書が、2026年6月に期限を迎えることです。Microsoftは新しい2023年の証明書セットへ更新する方針を示し、多くの端末は更新プログラムで自動的に受け取る想定です。

KEK・DB・DBXとは何か(初心者向けに簡単解説)

専門用語が多いですが、イメージは次の通りです。

  • DB:起動を許可する“OKリスト”(許可署名のデータベース)
  • DBX:起動を拒否する“NGリスト”(失効署名のデータベース)
  • KEK:DB/DBXを更新するための“監督キー”(更新権限を管理)

今回まず焦点になるのは、KEK(Microsoft Corporation KEK CA 2011)が2026年6月に期限を迎える点です。KEKが期限を迎えると、以後DB/DBXを更新しづらくなる(更新の道が細る)ため、将来の変更に追随できず困る可能性が出ます。

期限切れが起きると何が起こるのか

誤解が多いので、公式説明に沿って整理します。

  • 期限切れに達してもPCは起動し動作する(ただしブート関連の新しい保護を受け取れない状態になり得る)
  • 将来、新しい署名(例:Windows UEFI CA 2023)に切り替わる局面で、DBが古いままだと整合が取れず起動不能の“最悪パターン”が起こり得ると解説されています。
  • さらに将来的にDBX(NGリスト)側の更新が進むと、旧署名のブートマネージャーが拒否されるリスクが語られています(時期は未定)

影響を受けるパソコン・受けないパソコンの違い

影響を受ける可能性があるケース

  • 長期間Windows Updateを止めている、または更新を極端に遅らせている
  • Windows 10で、今後も使うつもりだがUpdateを受けられない状態
  • OEM(メーカー)のファームウェア更新が必要な機種があり、そこが未適用

影響をほぼ受けないケース

  • 普段通りWindows Updateを適用している(証明書更新は更新プログラム経由で行われる想定)
  • メーカーが既に対策済みとしているモデル(例:一部の新しめプリインストール機は出荷時点で新証明書)

Windows 11にアップデートできないPCは本当に危険なのか

「Win11にできない=詰み」と断言はできません。ただし、問題はOSの世代より“更新を受け取り続けられるか”です。PC WatchはWindows 10はサポートが切れ、ESUを契約しない限りWindows Updateを受け取れない点に触れ、「将来11にする予定だが今じゃない」人ほど注意が必要だとしています。


「データも取り出せなくなる」は本当?実際に起こりうる最悪のケース

起動しない=データ消失ではない

まず大前提として、起動トラブルが起きてもストレージ内のデータ自体が即座に消えるわけではありません。ただし、暗号化(BitLocker等)や構成によっては“取り出し難易度”が上がる可能性があります。Microsoftは、セキュアブート信頼に依存するシナリオとしてBitLockerのセキュリティ強化などを挙げ、更新が受け取れないと影響し得ると説明しています。

BitLockerが有効な場合に注意すべき点

BitLocker(デバイス暗号化含む)を使っている場合、環境変更・更新・ファームウェア更新などのタイミングで回復キー入力が必要になることがあります。今回のテーマは“証明書更新/ブート信頼”に関係するため、回復キーを確保していないと復旧が面倒になりがちです(Microsoftはセキュアブート信頼に依存するシナリオへの影響可能性を示しています)。

物理的にデータを取り出せるケース・取り出しにくいケース

  • 取り出しやすい:暗号化なし/別PCに接続できる(外付けケース等)
  • 取り出しにくい:BitLocker暗号化+回復キー不明、特殊なRAID構成、基板直付けストレージで別PC移行が難しい

だからこそ、次章の「バックアップ」が最優先です(これが一番安くて確実です)。


6月までに必ずやっておきたい対策チェックリスト

ここからは「今すぐやること」だけに絞ります。難しいことを全部理解する必要はありません。“更新する・バックアップする・(必要なら)BIOSも上げる”でOKです。

① セキュアブート対応・状態の確認方法

Windowsの画面から確認できます。

  1. スタートメニューで「msinfo32」と入力して起動
  2. システム情報」画面で以下を確認
    • 「セキュア ブートの状態」:有効/無効
    • 「BIOS モード」:UEFI/レガシ

セキュアブートが有効なPCほど、この証明書更新の話題と近いところにいます(=だからこそ更新が重要)。

② Windows Updateを適用して証明書を更新する

基本方針はシンプルで、PC Watchも「Windows Updateをちゃんと適用していれば大丈夫」という整理をしています。証明書データベースやブートマネージャー署名の更新はWindows Updateを介して行われるためです。

手順(基本)

  1. 設定 → Windows Update
  2. 「更新プログラムのチェック」→ すべて適用
  3. 再起動(複数回必要なことあり)

注意点(Windows 10ユーザー)
Windows 10は、更新を受けられない状態だとこの手段が取りにくくなります。PC WatchはESUを契約しない限りWindows Updateを受信できない点に触れており、ここが“猶予が短い”と言われる理由のひとつです。

③ データバックアップだけは最優先で行う

今回の話題で一番大切なのは、実はここです。

  • 外付けHDD/SSDに「ドキュメント」「デスクトップ」「ピクチャ」「動画」をコピー
  • 可能ならクラウド(OneDrive等)にも二重化
  • BitLockerを使っているなら回復キーを必ず控える(アカウント保存・印刷・メモなど)

今後の選択肢|どれを選ぶのが現実的か

Windows 11にアップグレードする場合

PCが要件を満たすなら、長期的に最も手堅いです。セキュアブート関連の更新も、サポート中OSとして受け取り続けやすくなります。

Windows 10をESUで延命する場合

「今すぐ買い替え・移行は難しい」「業務ソフトの都合がある」人の現実解になり得ます。ただし、ESUに入らないとWindows Updateが受け取れない前提で語られている点には要注意です。

Linux・ChromeOS Flexに移行するという選択

掲示板ではLinux移行の声も多いですが、業務でOfficeや特定ソフトが必須ならハードルが上がります。とはいえ、ブラウザ中心の用途なら選択肢になり得ます(ただし移行は“段階的”がおすすめ)。

パソコンを買い替えるべき人・待っていい人

  • 買い替え優先:仕事/家計の重要データが多い、バックアップが取れていない、PCが不安定、更新を止めがち
  • 待ってOK寄り:更新が回っている、バックアップが完了している、用途が軽い、代替機がある

よくある疑問・不安Q&A

6月を過ぎた瞬間に突然起動しなくなりますか?

Microsoft公式は、期限に達しても「正常に起動して動作する」と明記しています。恐れるべきは“即死”よりも、更新できずに保護が古くなることです。

セキュアブートをオフにすれば問題ありませんか?

短期的に回避できるケースが語られることはありますが、Microsoftは証明書期限回避のためにセキュアブートを無効にしないでくださいと明確に注意しています。無効化は保護を大きく下げ、ブートレベルのマルウェア対策などのリスクを増やす可能性があります。

ネットに繋がなければ使い続けられますか?

オフライン運用はリスクが下がる面もありますが、証明書更新・保護の更新を受け取れないと将来的な整合や復旧で困ることがあります。加えて、アプリ側がネット認証必須のケースも増えているため、「完全オフラインで安心」とは言い切れません(用途次第です)。


まとめ:必要以上に恐れず、今できる準備だけは必ずやっておこう

最後に、今日からできる行動だけをもう一度まとめます。

  • Windows Updateを適用(証明書更新は更新プログラム経由が基本)
  • 必要ならBIOS/UEFIも最新へ(OEM更新が必要な機種がある)
  • バックアップ最優先(BitLocker利用なら回復キー確保も)
  • セキュアブートを切って逃げない(公式が非推奨)

「難しくてよく分からない」という人ほど、“更新してバックアップ”だけで9割は防げます。焦らず、でも先延ばしにせず、今のうちに手を打っておきましょう。


参考(一次情報・詳しい解説)

2026年2月24日火曜日

なぜ60歳以上はWindows11でつまずくのか 年金世代のためのパソコン徒然草【買い替え・セキュリティ・思い出】

 


60歳を超えると、パソコンとの付き合い方は人それぞれ。
「ネットとメールができれば十分」という人もいれば、「NASを更新してVPNも組む」「昔はPC-98で…」と語り出す人もいる。
このブログ記事は、そんな 初心者とオタクが同居する“60歳以上のパソコン事情”を、徒然草のようにまとめたものです。

結論から言うと、60歳以上のパソコンは “目的”で正解が変わります。
だからこそ「今困っていること」を解決しながら、「買い替え判断」をラクにし、ついでに「懐かし話で共感」もできるように、1本にギュッと詰めました。


この記事はこんな人におすすめ(60歳以上の“あるある”)

Windows11で「前と違う!」が増えて困っている

  • スクショの取り方が変わった
  • 右クリックのメニューが違う
  • アップデートが止まる(容量不足・要件・TPM)

買い替えたいけど値上がり・年金事情で失敗したくない

  • できれば安く済ませたい
  • 中古やミニPCも気になる
  • どれを買えば十分なのか判断がつかない

昔のPC話も好き。つい語りたくなる

  • フロッピー、一太郎、PC-98、秋葉原、月刊ASCII…
  • 「あの頃は楽しかった」という気持ちがある
  • でも今の便利さも捨てがたい

60歳以上のPC利用は「初心者」と「オタク」が同居する

同じ60代でも差が出るのは、パソコンが“道具”だったか、“趣味”だったかで育ち方が違うからです。

同じ60代でも差が出る理由(仕事経験・趣味・環境)

  • 道具派:会社で必要だから使ってきた。今はネット・印刷・Excel・年賀状が中心。
  • 趣味派:自作、サーバ、電子工作、昔のOS、古い機械の維持…が楽しい。

“道具派”と“趣味派”で最適解が変わる

道具派は「迷いを減らす」のが正解。趣味派は「回り道を楽しむ」のが正解。
ただし共通して大事なのは、時間・安全・健康です。


まずは困りごと解決:よくあるトラブルTOP10

ここからは「あるある」を 今すぐ役に立つ形で整理します。まずは一覧。

1. Windows11アップデートが止まる(容量不足・要件・TPM)

“止まる系”は、原因がだいたいこの3つです。

  • 要件不足(TPM2.0、セキュアブート、対応CPU)
  • 容量不足(Cドライブの空き不足、システム領域が足りない)
  • 構成が古い(MBR→GPT、レガシBIOS、古い命令セット)

2. パーティション(MBR→GPT)で詰む

Windows11の導入で「GPTが必要」と言われ、MBR2GPTを試したら
「パーティションが多いとダメ」など制限に当たって詰むパターン。

3. BitLockerで「ロックされたかも?」不安になる

Windows11で暗号化(BitLocker)が絡むと、“知らない間に厄介ごと”になりがち。
解除に時間がかかる、回復キーが見つからない、など。

4. USBハブ・周辺機器が認識しない(中華製あるある)

安いUSBハブが「不明なUSBデバイス」になる、認識が不安定、突然切れる…
時間を溶かしやすい代表格。

5. マウスが動かない/設定が勝手に変わった

  • 電池切れ、USB抜け、Bluetooth再接続不良
  • タッチパッドの誤操作(無効化のショートカット)
  • 更新後に設定が変わった(右クリックやスクショなど)

6. PrintScreenやSnipping Toolなどスクショが分からない

「昔はPrtScで終わったのに…」が増えました。今は便利になった分だけ選択肢が多い。

7. ネットが急に遅い/特定サイトだけ繋がらない

ルーター再起動で直ることが多いですが、DNSやネットワーク設定が絡むことも。

8. Officeが重い/互換ソフトで崩れる

LibreOffice、WPS、OnlyOffice、Googleスプレッドシート…どれも一長一短。
「開いたら表示が崩れた」「関数が違う」「VBAが動かない」など。

9. ブルーライト・目の疲れ・老眼でつらい

60歳以上は “目が一番のボトルネック” になりやすい。
設定よりまず環境(距離・文字サイズ・明るさ・姿勢)で改善します。

10. 古いPCを捨てられない/処分が面倒

思い入れがある、データが怖い、手続きが面倒、箱がない…全部あるあるです。


Windows11移行の“詰まりどころ”と安全な対処

ここは「詰む前に知っておく」だけで、ストレスが半分になります。

要件チェック:TPM2.0 / CPU / セキュアブートの基本

まずは自分のPCが「そもそも対象か」を確認します。

  • PC正常性チェック(Microsoft公式ツール)で大枠確認
  • msinfo32(システム情報)で「BIOSモード」「セキュアブート状態」を見る
  • TPMは tpm.msc で確認(TPM2.0か)

ポイント:「PC正常性チェックはOKなのに、Windows UpdateではNG」が起きることがあります。
これは更新側の判定や構成(パーティション・空き容量・更新経路)で詰まっていることが多いです。

容量不足で止まるときの「安全な空き容量の作り方」

「Cドライブの空きを作れ」と言われるのに、外付けを選んでも進まない…は定番。

  • まずは ゴミ箱、ダウンロード、不要アプリ削除
  • 次に 写真・動画・OneDrive同期の見直し
  • 最後に ディスククリーンアップ / ストレージセンサー

それでも足りない場合、Cドライブの容量そのものを増やすという手があります。
ただしパーティション操作は失敗すると致命的なので、必ずバックアップしてから。

MBR→GPT変換が必要なケースと注意点(パーティション数の壁)

MBR2GPTは便利ですが「パーティション数」など制限があります。
C:D:E:Fのように細かく分けていると引っかかりやすいので、整理が必要になることがあります。

安全第一の順番:

  1. バックアップ(最悪クリーンインストールの覚悟を作る)
  2. 構成確認(何個に分かれているか、システム領域はどれか)
  3. どうしても必要なら、慎重に整理・変換

「Rufusで回避」系の話題をどう捉えるべきか(メリット/リスク整理)

ネットには「要件外PCにも入る」方法が出回っています。
ただ、ブログとしては “闇雲に推さない” のが安全です。

  • メリット:古いPCを延命できる、遊び用途なら便利
  • リスク:将来の更新停止、トラブル時に自己責任、企業利用は特に危険

道具として使うなら、基本は “要件を満たすPC” が結局ラクです。


BitLocker(暗号化)が不安な人へ:知っておくべき最低限

勝手に暗号化される?何が起きる?

BitLockerは、条件によって自動的に有効化されていることがあります。
怖いのは、トラブル時に 回復キー が必要になるケース。

解除に時間がかかる理由と、先にやるべきバックアップ

解除に時間がかかるのは、ストレージ全体の処理が走るためです。容量が大きいほど長くなります。
解除や設定変更をする前に、まずは 大事なデータの退避 を優先してください。

“回復キー”だけは必ず控える(紙・USB・印刷)

これだけで安心感が段違いです。

  • 紙に控える(アナログ最強)
  • USBに保存
  • 印刷して保管

買い替え・中古・ミニPC:60歳以上の「後悔しない選び方」

買い替えの結論はシンプルです。
CPUより「メモリ」と「SSD」が体感を決める。ここを外さなければ失敗は減ります。

用途別:必要スペック早見(ネット/写真/動画/年賀状/開発)

  • ネット・メール・YouTube・印刷:メモリ16GB、SSD 256GB以上で快適
  • 写真整理・軽い編集:メモリ16GB~32GB、SSD 512GB、できればGPU少し
  • 動画編集(4Kは特に):メモリ32GB以上、GPU重要(VRAMも効く)
  • 年賀状・町内会資料・家計簿:メモリ16GB、SSD、画面の見やすさ重視
  • 開発(VS/CAD/仮想環境):メモリ32GB以上、CPUはコア数も効く、SSDは速いほど良い

CPUより「メモリ・SSD」が体感を決める(掲示板の結論)

CPUクロックに目が行きがちですが、実際にストレスを減らすのは

  • メモリを増やす(足りないと地獄)
  • SSDにする(HDDは体感が遅い)
  • 用途によっては GPU(画像・動画・CADなど)

中古PCの狙い目(リース落ち・企業向け・拡張性)

中古で狙うなら、個人向けより 企業向け(リース落ち) が堅いです。

  • 筐体が頑丈
  • 部品交換しやすい
  • 同型が多く情報が見つかる

ただし「バッテリー劣化」「保証」「OSの状態」には注意。

ミニPCは“ちょうど良い”が、注意点もある(熱・保証・電源)

ミニPCは、60歳以上の “道具用途” に刺さりやすいです。

  • 小さい・軽い・置き場所に困らない
  • ゲームをしないなら十分

注意点は、

  • 熱設計(長時間負荷で落ちないか)
  • 保証(国内対応か)
  • 電源や端子(USBの数、Type-C、HDMIなど)

ゲームしないのにゲーミングPC?—メリットと過剰投資の境界

「ゲームはしないけどゲーミングPCが良い」という意見は、意外と理にかなっています。

  • 冷却が強い → 安定
  • 余裕がある → 長く使える

ただし、年賀状・ネット・Excel中心なら過剰投資になりやすいです。
“ストレスフリー”を買うのか、“コスパ”を取るのか、目的で決めましょう。


「捨てられないPC問題」:処分・売却・データ消去の現実解

売る:メルカリ/ヤフオク/ショップ買取の向き不向き

  • メルカリ:手間はあるが売れやすい。説明と梱包が勝負。
  • ヤフオク:趣味層がいる。相場変動あり。
  • ショップ買取:ラク。値は渋いが“時間を買う”と思えば良い。

捨てる:PCリサイクル・家電量販店回収・自治体の違い

箱がない問題はよくあります。
段ボールを継ぎ足す人もいますが、実は「厚手の袋でOK」など条件があることも。
手続きの案内はよく読んで、労力を減らしましょう。

残す:思い出PCを“動態保存”する方法(VM/仮想環境という手)

「捨てられない」なら、保存の仕方を変えるのも手です。

  • 古いOSを VirtualBoxなどの仮想環境 で動かす
  • 古いOfficeやアプリは“当時のまま”動くこともある

物理のPCは減らして、思い出は残す。これが一番平和です。


セキュリティと詐欺:60歳以上が“損しない”ための守り

個人情報は「単体」より「紐づき」が危険になる

住所・氏名・電話だけでも危険度は上がりますが、
それが家族情報や購入履歴と紐づくと、詐欺が“それっぽく”なります。

通販・広告・怪しいサービスに共通するサイン

  • ルーレットやポイントで引き伸ばす
  • 個人情報を過剰に求める
  • 返品や問い合わせが不明瞭

パスワード管理:紙・メモ・管理アプリの現実的な落とし所

完璧より継続。これが高齢層の正解です。

  • 紙に控える(保管場所を決める)
  • 同じパスワード使い回しは避ける
  • 可能なら二段階認証を使う

徒然草:60歳以上のPC史を“今”に繋げる

ここからは少し息抜き。だけど、これが “続ける力” になります。

フロッピー、PC-98、一太郎、秋葉原—あの頃のワクワク

3.5インチフロッピーの“ガチャ”、5インチの“ソフトケース”、一太郎、ATOK。
雑誌の16進ダンプを打って、動いた瞬間に感動して。
今の便利さとは違う、手触りがありました。

NAS/VPN/自宅サーバ:趣味としてのPCはまだ楽しい

「最新CPUが必要か?」と聞かれたら、趣味なら答えは簡単。
必要なのは“性能”より“楽しみ”です。

ただし、保守終了アプリやライセンス移行など、落とし穴もあります。
AIに聞けば全部正解…とは限らないので、最後は自分の目で確認する癖が大事です。

電子工作(PIC/Arduino/FPGA)と“老後の手習い”

昔はTTLで遊んだ人が、今はArduinoやラズパイを触る。
“昔の知識”が活きるのは、こういう趣味のいいところです。

AI時代の学び直し:パソコン教室はどう変わる?

最近は「動画で学ぶ」が増えました。さらにAIで質問すれば、疑問がその場で潰せる。
一方で、教室の価値は「伴走」「つまずきの特定」「安全な手順の提示」に移っています。

つまり、AIで独学はしやすくなるけれど、
“箸にも棒にもかからない人”の救済というより、“迷子にならない道案内”が求められている、ということですね。


結論:60歳以上のパソコンは「目的」で正解が変わる

道具派:ストレスを減らす投資(メモリ・SSD・バックアップ)

  • 迷ったらまず メモリ16GB以上+SSD
  • 更新やトラブルの前に バックアップ
  • わからない設定に突っ込む前に「戻れる状態」を作る

趣味派:古いPCを活かす楽しみ(ただし時間コストも意識)

  • 古いPCは趣味として最高
  • ただし “時間” というコストを忘れない
  • 楽しみのために、たまには新しい機材に頼るのもアリ

共通:健康(目・姿勢)と安全(暗号化・詐欺対策)を最優先

スペックより大事なのは、実はここ。

  • 文字サイズを上げる、距離を取る、明るさを整える
  • 回復キーやバックアップなど“保険”を持つ
  • 怪しい広告・サービスに引っ張られない

おまけ:今日からできる“ラクになる”小技3つ

1) スクショは「Windows + Shift + S」だけ覚える

切り抜きして貼り付けが一気にできます。まずこれだけでOK。

2) よく使うアプリは「タスクバー固定」

スタートから探すストレスが減ります。道具派ほど効きます。

3) 大事なものは「紙に控える」

BitLocker回復キー、Wi-Fiパスワード、重要アカウント。
“最後に頼れるのは紙”というのは、結局真理です。


次に読みたい関連記事(記事群の導線案)

  • Windows11アップデートが止まる原因TOP5と対策
  • MBR→GPT変換で失敗しないための事前チェックリスト
  • BitLockerが怖い人のための回復キー保管術
  • 60代向け:中古PCとミニPC、どっちが後悔しない?
  • 古いPCを捨てられない人へ:仮想環境で残す方法

最後にひとこと。
パソコンは、若い人の道具でも、難しい人の道具でもありません。
60歳以上のパソコンは、むしろ “人生の道具” です。
困ったら、できるだけ安全に、できるだけラクに。
そして余裕がある日は、徒然に語りましょう。

2022年11月26日土曜日

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